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2010年5月 和歌山市スカイタウンつつじが丘 建築地


 

和歌山市の北部に位置する、のどかな丘陵地「スカイタウンつつじが丘」。

海の見える街とも言われ、宅地から加太の海を眺望することができます。

 

 

今回の建築日誌は、Panasonic太陽光発電HIT「野地ぴた」搭載の家です。

野地ぴたとは、ソーラーパネルの厚みが薄いので、屋根に載せた時に、よりフラットに見えるタイプの商品だそうです。どんな風になるのか、楽しみですね。

 

 

 

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5/15(土) 地鎮祭

 

ご夫婦、お子様共に正装で地鎮祭にお越し頂きました。

これから土地の氏神様に「ここで家を建てます」と報告する祭祀を行います。

お子様達も進んで参加。四方のお清めをしていきます。

 

 

営業、施主様ご夫婦とお子様、監督により、穿ち初めの儀が行われました。

  

  

 

いよいよ着工ですね。

これから暑い季節になりますので、工事担当の方々の安全と、無事の竣工をお祈りします。

 

 

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5/30(日) 配筋

 

現場には、工事用のフェンスが出来上がっていました。

 

 

基礎の鉄筋が美しく配置されています。これらは全て職人さんの手作業で組まれていきます。

 

 

テクノストラクチャー住宅では、基礎も構造計算をしているため、間取りによっては一部

負荷の掛かる場所だけ鉄筋が太くなっていたりします。

そのため現場に行くと、手元に図面を置きながら作業をしている職人さんの姿が目に入ります。

 

 

 

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6/3(木) 基礎・土台

 

配筋を囲むように、型枠が組まれていきます。

 

 

その型枠の中へ、どんどんコンクリートが流し込まれていきます。

 

 

現場にて。何をしているのでしょう??

 

 

右手の小さなジェスチャーのみで着々と作業が進んで行きます。

写真右側の職人さんは、コンクリートに刺さったネジの上に目盛りの入った金物を乗せて、

指示に従ってキュキュッとネジの埋まり具合を調整していきます。

  

 

基礎はコンクリートを流し込んで完成するのではなく、その上に「レベリング」という基礎の

高さを均一にする素材を流し込んで仕上げをするそうです。

 

 

一定の間隔でネジをコンクリートに刺しておいて、そのネジの頭の高さに合わせてレベリングを流し入れて行けば、基礎の高さが狂う事がないそうです。なるほど、その為の作業だったんですね!

 

 

せっかくなので、レンズを覗かせて頂きました。こちらは望遠鏡のようになっていて、視界にはマス目が付いているので、遠くのネジの高さの微調整ができるわけですね。

 

 

 

約1週間後。基礎が完成し、大工さんによって土台が据えられていました。

 

 

 

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6/15(火) 上棟

上棟当日は生憎のお天気で、雨がパラついていました。

15時半に現場へ行った時には、すでに大工さんたちも撤収済み。屋根のかぶっていない

バルコニー部分が濡れないように、ブルーシートで養生してありました。

 

 

御幣もしっかり取り付けられていました。

 

 

2日後。屋根の防水シート・ルーフィングが貼られ、瓦を乗せる準備が整っていました。

この辺りに太陽光パネルが乗るのでしょうか?

今のところ、特に変わった様子はありません。どんな風に施工するのか楽しみです。

 

 

階段スペースには、「開口部注意」のPOPが・・・。はい、気を付けます!

 

 

 

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6/21(月) 防蟻処理

木造住宅の敵であるシロアリを防ぐために、地面から1mの所まで、害虫が嫌がる

薬剤を塗っておきます。柱が一部、オレンジ色になっているのが分かります。

防蟻(ぼうぎ)処理が終わると、このようなシールが貼られます。

 

 

シロアリが嫌がるヒノキの土台にも、防蟻処理が施されています。

テクノストラクチャー住宅では、基礎と土台の間にパッキンを挟んで、効率よく換気する基礎パッキン工法を採用しています。

昔は基礎自体に換気用の穴を開けていたそうですが、耐震面から、最近はこの方法が用いられるのだとか。

 

 

土台に釘でとめられているのが換気スペーサー。その中の黒いゴムがパッキンです。

                                                   

 

 

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6/23(水) 防水シート

構造躯体の上から、防水シートが施工されていました。

 

 

何か異臭がする・・・と思ったら、2階バルコニーの防水処理をしたところでした。

耐候性、耐水性に優れたFRPという、溶けたプラスチックのような溶液を塗っていきます。

このFRPは鼻にツンと来るような(シンナー系とはまた異なる)イヤな匂いがします。

 

 

サッシの取り付けも完了していました。シャッター部分は、まだ空洞になっています。

 

 

防水シートの上から、胴縁という、外壁材の下地を施工していきます。

  

 

                                                   

 

 

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6/24(木) ソーラー下地

北面の瓦が施工されていました。

斜め角度から見ると、瓦が綺麗に真っ直ぐ並んでいることが分かります。

 

 

現場には、何やらソーラーの部材と思しき商品が搬入されていました。

 

 

これはソーラーパネルの下地(土台)なんだそうです。

職人さんが南面の屋根に、それらを敷き詰めていきます。

 

 

ルーフィングの上に水切り(瓦と瓦の隙間に雨水が入っても大丈夫なように)を施工し、

その上にソーラーの下地を施工していきます。

 

いよいよソーラーパネルとご対面する時が近づいて来ました。

 

 

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6/24(木) お打合せ 

 

松江モデルにてお打合せ風景を撮影させて頂きました。

造作棚の位置などの確認でしょうか。

 

 

お打合せは、ダイニングテーブルか、和室で行います。

松江モデル以外では、2階に打合せ用テーブルが用意されていますので、そちらを使用します。

ご夫婦がお話されている間、お子様達はDVDを見ながら折り紙で遊んでおられました。

 

何度かお打合せに来て頂くうちに、お子様達と仲良くなれるのが何より嬉しいです。

 

                                                   

 

 

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7/1(木) ソーラーパネル 

 

ついにパナソニック太陽光発電システム、HIT 「野地ぴた」が搭載されました!

当社としては初の「野地ぴた」施工となります。

 

 

太陽光発電には色んな種類があって、発電効率や商品の値段などもさまざまです。

こちらの「野地ぴた」は発電効率の良い「単結晶」というタイプのようです。

 

 

こちらは2階から、小屋裏を見た写真です。

屋根から配線が出ていました。ここから発電した電気が来て、暮らしのエネルギーとして活躍するわけですね。配線には「ソーラーケーブル」と記載されていました。

 

 

室内の様子を見てみましょう。ちょうどフローリングの施工中でした。

 

 

大工さん2人で、手分けして作業を進めて行きます。柱の部分は、サイズを測ってピッタリ

収まるように加工して、フローリングを貼っていきます。

 

 

既にフローリング施工が終わった部分は、キズが付かないように養生されていました。

壁には断熱材も入り始めています。

 

 

こちらもサイズを測って、手作業で施工していきます。

   

 

バルコニーの下にも、断熱材が入ります。

 

 

数日前の浴室スペース。断熱材がビッシリと敷き詰められて・・・

 

その上にユニットバスが組まれていました。

 

                                                   

 

 

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7/17(土) 外壁材・室内ボード

本日は別現場にて上棟があったため、大工さんは不在でした。

上棟の日は棟梁クラスの大工さん達が6人前後で力を合わせて施工にあたります。

各現場の大工さんが借り出されるため、受け持ちの現場は1日お休み状態になります。

 

 

玄関にて。外壁材・サイディングが施工されていました。

 

 

足場を上って2階部分へ行くと、まだ張り終わっていない場所を発見。

左の写真のような金具を胴縁(外壁の下地の木材)に取り付けて、右の写真のように

サイディングを固定していきます。

   

 

バルコニーの手すりから、下を覗き込んでみました。

通気工法の構造がとってもよく分かります。サイディングと、防水シートに包まれた家本体

との間に、空気の通り道があります。

 

 

この空気の通り道を伝って、空気と湿気がどこから出て行くかと言いますと・・・

外壁と軒の間ぐらいに、細いライン状の穴が開いているのが見えます。これが通気孔です。

住宅にとって、壁の内部の湿気は命取りですので、このような方法で常に自然換気を

行っているわけですね。

 

 

室内では、プラスターボードが施工され始めていました。

こちらはリビングです。階段の取り付けが完了し、キッチンの骨組みが出来つつあります。

 

 

2階に上がってみましょう。

お子様の部屋でしょうか。天井にはビッシリと断熱材が入っていました。

 

 

もう1つの子供部屋は、これから断熱材を施工していくようです。

 

                                                   

 

 

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7/27(火) 大工完了検査

室内の壁が仕上がり、大工さんの工事が終了していました。

 

大工さんの作業が終了すると、工務課長と監督による施工品質の検査が行われます。

壁のボードに段差はないか、窓枠は隙間なくキッチリ施工されているか・・・など、

たくさんのチェック項目に基づいて、1邸ごとに確認していきます。

 

このような検査は施工品質の水準を保つため、とても重要なチェックになります。

大工さんの完了検査の他にもたくさん検査があって安心して暮らせる家をつくる上で

無くてはならない項目です。

 

 

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8/2(月) クロス貼り

 

プラスターボード(室内壁)の上からクロスを貼っていきます。

一部にアクセントとなるクロスを用いているようです。色決め表を見ながら作業をします。

 

 

まずはクロスの下地「パテ」で凹凸をなくしてから・・・

 

 

のり付けしたクロスを貼っていきます。

 

 

ハケなどを使って、空気が入らないように貼っていきます。

 

 

そして継ぎ目が分からないよう、丁寧に仕上げていきます。

 

 

 

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8/7(土) 足場撤去・設備機器 

 

雨どいの施工が終了すると、足場が撤去されていきます。

これでもう太陽光パネルを上から見ることができなくなりました。

 

室内には、色んな設備機器が届いていました。

これらが取り付けられると、いよいよ家の完成は間近です。

 

  

                                         

 

 

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8/20(金) 美装後

美装(工事中の汚れの掃除)が終わったとの事で、現場を覗きに行って来ました。

工事用の玄関ドアから、本物のドアに入れ替わっています。

 

室内に入ると、綺麗な床面が顔を出していました。

 

 

浴室を覗くと、配管設備の業者さんが何やら作業中です。

お風呂にお湯をためて、水漏れがないか点検しています。

 

同様に洗濯機を置くスペースや洗面台、キッチンの流し・・・なども水を流します。

きちんと配管を通って外へ排水されていれば、水漏れナシという事になります。

 

床下に潜って、配管から水漏れがないかチェックしていた業者さんがヒョッコリ出て来ました。

チェック完了! 異常なしです。

 

床下はこんな風に、水道、給湯、排水などのパイプがたくさん通っています。

 

そして、こちらが点検口のある洗面所です。

天井には調湿機能のある「さらっとイーパネル」が付いていて、分電盤の近くには

太陽光発電システムの一部であるパワーコンディショナなどが設置されていました。

 

 

 

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8/30(月) 竣工

建て物の工事が完了しました。せっかくですので、お宅拝見させていただきましょう。

 

 

白で統一された綺麗なキッチン。

カウンターも付いていますので、今からでも賑やかな食卓が想像できますね。

 

 

キッチンからリビングを・・・。やはり最近はリビング階段がポピュラーです。

 

 

キッチンの手元にコンセントが付いています。ミキサーなどを使用するのに便利そうですね。

トリプルIHを採用されていて、楽しいお料理タイムになること間違いなしです。

  

 

キッチン脇には主婦コーナーが。写真左手の扉を開けると、洗面室へ繋がっています。

  

 

玄関を入ると、写真右から洗面への扉、収納、トイレという並びになっています。

右側の写真は、所変わって2階・寝室です。ベッドスペース→クローゼット→ウォークインクローゼットという配置で、収納力バツグンのお家です。

 

もう太陽光発電は始まっているのでしょうか。いよいよ、エコな生活がスタートしますね。

素敵なご邸宅の竣工、誠におめでとうございます。

これからご家族様4人で、楽しい想い出をたくさん作っていって下さいね。

        

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