トイレのメンテナンス

トイレを流すときの音が気になる

「トイレを流すときに、“キュー”、“ヴォー”といった大きな音が、便器付近や床下から鳴る事がある。振動を感じることもあるんだけど、大丈夫かな?」といったご相談をいただくことがあります。

今回は、トイレを流すときの音の原因と解決方法についてご紹介いたします。

音の原因は、手洗いのカートリッジの不具合?

音の原因は、トイレの異常ではなく、手洗いのカートリッジの不具合かもしれません。

手洗いのカートリッジに不具合があると、給水管が共振し、音や振動が発生することがあるようです。
大きな音がする時に、手洗いから水を出すと音が止まるという場合は、カートリッジの不具合の可能性が高いです。

また、その場合は止水不良になっており、吐水口からごく少量の水が出ている事があります。

解決策は「カートリッジの交換」です。意外と簡単にできるので、ご紹介いたします。

自分でできる!手洗いカートリッジの交換方法

自分でできる、アラウーノ手洗いカートリッジの交換方法をご紹介いたします。

準備するもの

・新しいカートリッジ
・プラスドライバー
・マイナスドライバー
・17mmのめがねレンチやスパナ
・排水口をふさぐもの(テープ等)

「アラウーノ手洗いカートリッジ」の購入は 、ネット検索もしくは丸良木材にお問い合わせください。

1.レバーを閉じる

アラウーノ手洗いの水栓レバーを閉じます。(元へ戻す時、同じくらいの位置で取付します)

2.止水栓を止める

手洗いの扉を開けて、止水栓を止めます。

3.排水口をふさぐ

部品を落とさないように、排水口にテープ等を貼り、ふさいでおきましょう。

4.キャップを外す

水栓キャップを外します。
手で簡単に外れますが、爪割れなど、けがをしないように注意してください。

5.レバーと歯車を外す

ねじをゆるめて、レバーを外します。

歯車は、手前に引き抜いて外します。

6.カートリッジを外す

スパナやめがねレンチなどを使用し、カートリッジを外します。
(年数が経って固着しているので結構固くなっていることが多いです。)

7.部品交換し、元に戻す

新しいカートリッジに交換し、外した時と逆の手順で元へ戻していきます。

8.水が出るかを確認する

交換が完了したら、水が出るかどうかを確認します。

水栓レバーが止水状態であることを確認し、最初に止めた扉の中の止水栓を開けます。
それから、水栓レバーを回して吐水させてください。

吐水口以外からの水漏れがないかどうかも確認してください。問題がなければ完了です。

「住まいの相談室」では、お掃除・お手入れ方法や、お問い合わせが多いお困りごとについてご紹介いたします。日々の暮らしの問題が少しでも解決すればうれしいです。

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